こんにちは。初音ミクさんファンのジュンヤ(@junya0w0)です。
:この展示会は、ミクさんを始めとした現代のキャラクターが、琳派や若冲など日本画と融合した作品を展示するものです。他にも、リラックマ、鉄腕アトム、ブラック・ジャックなどが描かれています。(ここではミクさんに焦点を当てます)
それでは詳しく見ていきましょう
どんな展示会か3行で説明
①初音ミク・鏡音リンレンなどが、琳派や若冲など日本画と融合した作品を展示している。イベント名は通称「ぼくらが日本を継いでいく」展。
※肉筆画と複製原画を展示。
②「ぼくらが日本を継いでいく」という名前は、日本文化に関心のある若者たちに日本文化を継承してほしいという想いが込められている。
③それら作品(絵)を印刷したポストカード、クリアファイル、手ぬぐいなどがグッズ販売されている。
案内ツイート
【お知らせ】現在帝国ホテルで開催中の「ぼくらが日本を継いでいく展」に初音ミクのオマージュ作品も展示追加になりました!「琳派」と初音ミクなど現代のキャラクターを融合させた作品の数々をこの機会にぜひご覧ください🎨🖌️詳細https://t.co/itqbEVLiFw#初音ミク pic.twitter.com/1MltqBXdQN
— 初音ミク 公式 (@cfm_miku) March 10, 2020
初音ミクの手拭い、ポストカード、クリアファイル、販売しております。もちろん手塚治虫先生のシリーズも。大変美しい金屏風、掛け軸は是非実物をご覧頂きたいです。#初音ミク #ぼくらが日本を継いでいく #手塚治虫 #若冲 #琳派 #帝国ホテルプラザ東京 pic.twitter.com/dR11xT1dOY
— Collection.jc (@c_ollection) March 12, 2020
イベント詳細情報
・主催:Collection.jc(コレクション ドット ジェイシ―)
・開催場所:帝国ホテルプラザ東京 2階「Collection.jc」
・開催期間:2020年2月8日(土) 〜 5月10日(日) 11:00〜19:00
・入場料:無料
・アクセス:GoogleMAP
・会場情報:帝国ホテルプラザ Collection.jc
展示物(初音ミク関連)
金屏1点


尾形光琳(おがたこうりん)の「燕子花図(かきつばたず)」の複製にミクさんを描いたものですね。
掛け軸4点(内1点は鏡音リン・レン)


着物姿の絵は、酒井抱一(さかいほういつ)の「桜に小禽図(さくらにしょうきんず」かなと思います。

今回は話題から外していますが、他にもリラックマ、鉄腕アトム、ブラック・ジャックなどが描かれた掛け軸があります。
グッズ販売(初音ミク関連)
ポストカード6種 280円?(税込み)

クリアファイル4種? 各440円(税込み)
上の画像のクリアファイルです。
てぬぐい6種 各2,200円(税込み)

図録(イラスト集) 2,000円(税込み

見に行った人たちの感想
お初音ございますからの帝国プラザホテルなう。2年前の高島屋で見て以来、久しぶりのぼくらが日本を継いでいくの展示会です👍iXimaミクさんとKEIミクさんは周知の事実ではございますが、国宝級レベルで素晴らしいです💯大事な事ですのでもう一度言います。国宝級レベルで素晴らしい…😍#あみプラ pic.twitter.com/j5VeXVUVjE
— hiro_ATJ (@hiro_ATJ) March 14, 2020
作品にかなり近付いて鑑賞できる。筆使いとか、ミクさんの透明パーツの再現度とかも確認できる。 pic.twitter.com/TVEdCqnptm
— NAT(ナット) (@nat0468) March 14, 2020
「ぼくらが日本を継いでいく」展開催のきっかけ
これらの日本画とキャラクターが融合した作品の制作は、2015年に始まりました。京都で各種染織製品の製作、販売を手がける「豊和堂」(とよわどう)のアートディレクター・山田晋也氏が、「マンガやアニメも、戯画や絵巻など日本古来の絵画の流れを受けているともいえる。では、そのマンガやアニメを琳派の手法で描くとどうなるだろうか?」と考え、琳派へのオマージュ作品を企画したのが始まりでした。
引用元:ぼくらが日本を継いでいく −琳派・若冲・アニメ− © RINne Associe
普段、僕は日本画にふれる機会はありませんので、その点でも今回はいい機会です。
なお、本編では触れませんが、「ぼくらが日本を継いでいく」展は過去に京都髙島屋や新宿髙島屋で開催されたこともあります。もちろん、ミクさんも登場しました。
そもそも「琳派(りんぱ)」って何?
日本美術の流派の一つで、その流派の美術家や作品自体も指します。発祥は安土桃山時代(1500年代後半)。絵の特徴として大胆なデザインと構図をとっているものが多いようです。
代表作の1つが下図の「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」です。歴史の教科書で見た記憶のある人が多いかと思います。

画像引用元:Wikipedia
主催者はどんな組織(人たち)?
主催のCollection.jcについて
Collection.jcとはファッション・アニメ・マンガ・ゲーム・サブカルチャーなどジャパンカルチャーの新しい発信地として、せいせいするほど心地良い上品なオタクテイストを作り上げるブランドです。
引用元:Collection.jc ©CollectionJc
「コレクション ドット ジェイシ―」と読みます。ブランド名でもあり、会場名(店舗名)でもあります。
他のプロジェクトとして、さっぽろ雪まつりで、漫画「僕のヒーローアカデミア」の雪像を作ったり、ゴジラ好きなクリエイターたちが65周年を記念してゴジラ&ちびゴジラをデザインし展示したりされているようです。
絵を描いたRINne Associeについて
絵師さんたちはRINne Associe(リンネアソシエ)というチームの方々です。豊和堂(とよわどう)株式会社と細見美術館が作られました。
豊和堂は京都市にあり、きものや帯など各種染織製品の制作・販売を行っており、日本画絵師が所属されています。
細見美術館は公益財団法人細見美術財団が運営する美術館です。こちらも京都市にあります。コレクションは日本美術のほとんどすべての分野・時代(神道・仏教美術、茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画など)を網羅しているとのこと。
まとめ
- 「ぼくらが日本を継いでいく」展で、初音ミク・鏡音リンレンなどが、琳派や若冲など日本画と融合した作品が展示されています。
- 見ごたえのある作品ばかりなので、ぜひ1度は見に行ってみるべし。(開催期間は5月10日(日)まで)
- 写真撮影用に、ミクさんのぬいぐるみを連れていってもいいかもです。運が良ければ、以下のように運営さんにツイートしてもらえるかもしれません。
※マナー・モラルは守りましょう。
本日はお足元の悪いなか、たくさんのお客様にご来店頂いています。ありがとうございます。
今日もお客様の大切なミクちゃん人形のお写真撮らせて頂きました!#ぼくらが日本を継いでいく#初音ミク pic.twitter.com/UuHeOdMn7a— Collection.jc (@c_ollection) March 14, 2020
Art by KEI / iXima © Crypton Future Media,INC. www.piapro.net © CollectionJc © RINne Associe © TOYOWADO.co.ltd